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日本のロータリーの基本理念
わが国のロータリークラブは1920年(大正9年)10月20日、当時、三井銀行の重役であった米山梅吉氏が、初めて東京にこれを創立し、翌10年4月1日、世界で855番目のクラブとして加盟承認されました。その後第2次世界大戦の結果、一時国際ロータリーから脱退するのやむなきに至ったこともありましたが、その間もよくロータリーの精神を堅持した会合に努め、その神髄と組織を維持し、戦後国際ロータリーに復帰するや、ますますの発展、現在では北は北海道、南は沖縄まで、クラブ数2,292会員数89,006人(2012年4月末現在)に達し、なおすべての都市、すべての町にその理想の翼を広げる努力を続けております。会員は地域内の理想にもえる堅実な実業家、専門職業人の中から定款により、1業種1人を選び、週1回のクラブ例会出席によって、各種職域人の交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を得ようとはかっております。
ロータリーの綱領
ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある。
第1 奉仕の機会として知り合いを広めること。
第2 事業および専門職務の道徳的水準を高めること。あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること、そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。
第3 ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用する。
第4 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって国際間の理解と親善と平和を推進すること。
四つのテスト
言行はこれらに照らしてから
1、真実かどうか
2、みんなに公平か
3、好意と友情を深めるか
4、みんなのためになるかどうか